2019年7月14日(日)
これからの奮闘が勝敗を分ける 支持を広げに広げよう
神奈川・千葉 志位委員長が訴え
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大激戦となっている参院選で3連休の初日を迎えた13日、日本共産党の志位和夫委員長は、神奈川県藤沢市と横浜市、千葉県柏市を駆けめぐり支援を訴えました。志位氏が「比例代表でも、選挙区でも支持を広げに広げて、日本共産党の躍進を勝ち取り、『希望と安心の日本』をつくりましょう」と訴えると、聴衆から大きな拍手が湧き起こりました。
志位氏は、大争点になっている年金、消費税10%増税、家計支援、憲法で日本共産党の提案をわかりやすく語るとともに、「くらしに希望を―三つのプラン」を丁寧に訴えました。
この中で志位氏は、本来くらしを支えるべき社会保障が生活を押しつぶしている実態があると告発。安倍政権の号令のもとで、全国の307自治体が国民健康保険料(税)を上げているとして、「これ以上の値上げなど、とんでもありません。値下げこそ必要です。全国知事会が言っているように公費1兆円を投入し、中小企業のサラリーマンが加入している協会けんぽ並みに大幅値下げをしましょう」と訴え。財源は「消費税に頼らない別の道」でつくっていくと話しました。
実現する希望は市民と野党の共闘にあると強調するとともに、「財界中心」「アメリカいいなり」という二つのゆがみをただす日本共産党の躍進が必要だと強調しました。
その上で「選挙はこれからが勝負です。これからの8日が勝敗を決めます。いま、比例代表は追い上げていますが、現有確保にはまだ至っていません。同時にがんばり抜けば7議席に届く可能性も大いにあります。これからのがんばりにかかっています。ご支持の輪を広げに広げてください」と力を込めると、熱い拍手と声援が響きました。
神奈川・藤沢駅前で、12区市民の会の吉塚晴夫氏、太田啓子弁護士が支援を訴え。太田氏は「私たちが政治を変えるチャンスが参院選だ」と語りました。
横浜市・桜木町では、緑の党県本部の石崎ひろみ共同代表、市民連合・かながわロックの会の前田康雄氏、慶応大学名誉教授の小林節氏がマイクを握り、小林氏が「安倍首相の改憲案に論理的に反論しているのが共産党だ」と語りました。
比例代表の、しいばかずゆき候補は「すべての働く人の命を守るルールと、若者が希望をもって学べる社会をつくる」と強調。神奈川選挙区(改選数4)のあさか由香候補は「政治で守られる命があり、救える人がいる。子どもに希望ある社会をつくろう」と呼びかけました。
千葉・柏駅前で、しいば候補が訴え。千葉選挙区(改選数3)の浅野ふみ子候補は「貧困と格差を是正することこそ政治の一番の仕事。市民の幸せを奪う政治を変えよう」と強調しました。