2019年7月12日(金)
「性暴力なくせ」私も
各地でフラワーデモ
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性犯罪に対する不当判決に抗議し、性暴力をなくそうとアピールするフラワーデモが11日、全国各地で取り組まれました。東京駅前では、雨が降るなか約100人が参加。集まった人たちは、「声をあげた人を一人にはしない」「誰もが安心して生きられる社会にしよう」と声をあげました。
4月にスタートしたこの行動は、今回で4回目です。全国に行動が広がり、この日は少なくとも13カ所で呼びかけがありました。
東京駅前では、性暴力にあった当事者をはじめ、参加者が次つぎとスピーチしました。
初めてフラワーデモに参加したという、弁護士の角田由紀子さんは、「若い人たちも多く参加していて、感動しています」。性犯罪をめぐっては、刑法を変えていくことはもちろん、法律の運用のされかたにも目を見張り、声をあげていきたいとのべ、「みなさんと一緒に頑張りたい」。
仕事で東京に来たという、岡山市に住む男性(35)は、「性犯罪をめぐる無罪判決と、それに抗議する行動がニュースになっていたので、一度は参加したいと思っていました。自分自身、自覚がなかった部分もあると思う。学びながら、周りにも知らせていきたい」と話しました。