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2019年7月9日(火)

全国は一つ 「比例は共産党」広げに広げて

静岡・名古屋 志位委員長が訴え

 参院選も中盤に入り、政党間のたたかいが激しさをますなか、日本共産党の志位和夫委員長は8日、静岡・愛知の両選挙区を駆けめぐり、力強く支援を訴えました。


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(写真)志位和夫委員長の訴えを聞く人たち=8日、名古屋市中村区

 志位氏は、「この間、7回の党首討論がありましたが、日本共産党が提起した問題が、選挙戦全体の争点となり、どの争点でも共産党が論戦をリードしています」と語り、大争点になっている年金問題、消費税10%増税、憲法問題、ジェンダー平等などで、安倍晋三首相の主張や姿勢の行き詰まりと破綻ぶりを示しながら、「くらしに希望を―三つのプラン」をはじめ、各分野での日本共産党の提案を詳しく訴えました。

 そして志位氏は、「国民の切実な願いを実現するためには、『財界中心』『アメリカいいなり』の二つの政治のゆがみをただす日本共産党の躍進がどうしても必要です。『比例は共産党』を広げに広げ、7人以上の当選を必ず勝ち取らせてください」と呼びかけ、次のように訴えました。

 「まだ比例代表では現有議席の確保に届いていません。しかし期待はどんどん広がっています。私たちの政策を届け切れば、7議席獲得の可能性は大いにあります。比例代表は全国どの一票も全部、生きた票になり力になります。比例代表は全国1区で選挙の様相が見えづらいですが、大激戦・大接戦になっています。わずかの票差で議席が増えたり、減ったりします。あなたの一票が比例代表での当落を左右する一票になります。『比例は共産党』を広げに広げ抜き、7人の全員勝利へどうかお力を貸してください。そして、共産党躍進の波の上に候補者の魅力をのせて、国会に送り届けてください」と心をこめて訴えました。

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(写真)声援にこたえる志位委員長(中央)、井上候補(左)、鈴木候補=8日、静岡市葵区

 静岡駅前で、比例代表の井上さとし候補は「地震大国・日本に安全な原発はないと国会で追及してきた。原発ゼロの願いは、原発マネーに汚れていない日本共産党へ」と訴えました。静岡選挙区(改選数2)の鈴木ちか候補は「浜岡原発の再稼働、リニア新幹線建設を許さないという声を国会に届け、くらしの希望を実現していく」と表明しました。

 名古屋駅前で、井上候補が訴え。愛知選挙区(改選数4)の、すやま初美候補は「ハラスメント禁止の法律をつくり、尊厳をもって働けるようにしたい。長時間労働を規制し、“8時間働けばふつうにくらせる社会”を実現する仕事をやらせてほしい」と訴えました。


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