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2019年7月6日(土)

格差なく私学無償に

すすめる会が院内集会

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(写真)リレートークで私学助成の拡充を訴える高校生=5日、衆院第1議員会館

 全国私学助成をすすめる会は5日、衆院第1議員会館で、私学助成の拡充と学費の公私間格差・自治体間格差の是正を求める院内集会を開きました。全国から教員、父母、高校生ら245人が集まりました。

 主催者あいさつで堀江圭子共同代表世話人代行は「私学の無償化は少しずつ現実になりつつある。しかし、自治体ごとの格差などが残っている。どの子も成長したい願いは同じだ」と強調しました。

 永島民男共同代表世話人(全国私教連委員長)は、学費滞納を理由とした中退者が減ったものの、地域で滞納率にばらつきがあると指摘。国の助成を拡充させ、各県に学校への支援強化を求める運動を呼びかけました。

 リレートークで、東京の女子高校生は「私立に行くことになったとき、妹もいるのに申し訳ないと思った」と打ち明け、神奈川県の高校3年生の母親は「子どもたちが次の世代のためにと私学助成に取り組んでいる。私たちが学ばされている」と話しました。

 新潟県の教員は「授業料滞納で子どもが退学するのは悲しい。ぜひ拡充させたい」と強調しました。

 日本共産党の畑野君枝衆院議員や立民、国民両党の国会議員があいさつしました。


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