2019年7月6日(土)

「比例は日本共産党」

北海道　紙候補が訴え

（写真）街頭から訴える紙候補＝５日、北海道函館市

　日本共産党の紙智子比例候補は５日、参院選公示から元気よくダッシュしようと、北海道南の函館市５カ所と北広島市などを回り、「比例は日本共産党」と全力で訴えました。

　紙候補は、北海道の基幹産業の農業を歯止めなき自由化路線で壊そうとする安倍政権の「亡国の農政」を強く批判。「財界や大企業のもうけのために第１次産業を差し出す安倍政権に、日本共産党の躍進できっぱりとノーの審判を突き付けましょう」と訴えると、聴衆から「そうだ」と声援が上がりました。

　旧日本軍で航空機の整備士をしていた父の「特攻隊員の若者を見送ることしかできなかった」という悔恨を語った紙候補。憲法９条の空文化を狙う安倍自公政権を「国民みんなで止めなければなりません。すべての１人区で野党の統一候補を、複数区の北海道では、はたやま和也候補を勝利させ、自民党の議席を減らして国会の力関係を変えましょう」と呼びかけました。

　演説を聞いて大きく手を振っていた、タクシーに乗務する５０代の男性は「自民党がおかしいとみんな思っていても、ずっと変わらないのが歯がゆい。一番まともなことを言っているのは共産党さんだ。応援している」と話していました。