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2019年7月5日(金)

議席獲得のチャンス、必ずつかみとろう

埼玉・神奈川・千葉 小池書記局長駆ける

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(写真)訴える伊藤(中)、梅村(右)、小池(左)の各氏=4日、さいたま市の浦和駅東口

 日本共産党の小池晃書記局長は参院選公示の4日、共闘勝利と党躍進をめざし第一声を東京・新宿であげた後、大激戦の埼玉、神奈川、千葉3選挙区を駆け巡りました。消費税10%増税にノーの審判を下し、「兵器爆買いや大企業減税をやめ、暮らし・年金・教育に回させよう。尊厳をもって生きるための一票を共産党に」「比例で広げに広げてほしい。選挙区での議席獲得のチャンスを絶対逃すわけにいかない」と熱く訴え、次々足を止め駅前を埋めた聴衆は盛んに拍手と声援を送りました。

 埼玉・浦和駅前で梅村さえこ、小久保剛志、神奈川・横浜駅前で、しいばかずゆき各比例候補が決意表明。千葉・市川駅前では平野貞夫元参院議員が「共産党の国会議員は政治観・倫理観が健全だ。保守で良心的な人がけっこういる。共産党への誤解を解くのが私の仕事」と応援しました。

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(写真)訴える、あさか(中)、しいば(右)、小池(左)の各氏=横浜市の横浜駅西口

 改選数が3から4に増えた埼玉選挙区で、21年ぶりの議席獲得をめざす伊藤岳候補は「大学学費を直ちに半額にし、給付制奨学金をつくろう。安倍政権をこれ以上続けさせない。今度こそ勝たせて」と訴え。前回大健闘した、あさか由香神奈川選挙区(改選4)候補は「パパの帰りが遅いから『8時間働けばふつうに暮らせるように』との小学生からのメッセージを大切に活動してきた。その願いを実現する」と表明。浅野ふみ子千葉選挙区(同3)候補は「暮らしを守る政治に切り替えよう。給食費や教材費も無償にしたい。唯一の女性候補の私に、みんなの声を届けさせて」と力を込めました。

 小池氏は「年金の7兆円大削減を許すのか、『マクロ経済スライド』をやめて『減らない年金』にするのか。これが大争点だ」として、「安心の年金」への共産党の提案を紹介。安倍晋三首相が富裕層・大企業の応分負担による財源確保を「経済にダメージ」「ばかげた政策」と述べたが、「景気が悪くなっているときに消費税増税することこそ『経済にダメージ』を与え、最も『ばかげた政策』だ」と批判しました。年金給付引き上げの「打ち出の小づちはない」とする安倍首相に対し、「最新鋭戦闘機の購入でも大企業減税でも、いつも『打ち出の小づち』をふるっている。使い分けはやめるべきだ」と指摘しました。

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(写真)訴える小池(中)、浅野(右)、平野(左)の各氏=4日、千葉県市川市

 小池氏が年金底上げの財源案を安倍首相に示した国会質問のインターネット動画の再生回数が500万回を超え、「地殻変動」(日刊ゲンダイ)と注目が広がっていると紹介。「2000万円を貯金するよりあなたの一票で政治を変える方が簡単です」と呼びかけ、「そうだ」と拍手がわき起こりました。

 小池氏は、安倍9条改憲の真の狙いが「全世界に展開する米軍を守るために日本の若者が一緒にたたかい血を流す」ことだと告発し、必ず止めようと呼びかけました。

 そして、「野党が新しい政治をつくろうとすると、立ちふさがるのが財界中心、対米従属という政治のゆがみだ。これをただす確かな立場に立っている共産党の躍進を」と訴えました。


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