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2019年7月3日(水)

3分で紹介 共産党(21)

ハラスメント禁止 誰もが生きやすく

 6月の日本共産党女性後援会の街頭宣伝で、真剣な表情で話を聞いていた30代の女性は、職場でセクシュアルハラスメントの被害に遭ったという自身の経験を本紙記者にこう語りました。

 「『女ってそういうもの』と生きてきたけど、『当たり前』じゃないんだと思えた」

 共産党は、「社会のあらゆる場面でハラスメントに苦しむ人をなくします」と公約しています。セクハラをなくすためには、禁止規定や独立した救済機関の設置を定めたセクハラ禁止法が必要です。

 安倍政権の閣僚らは、公然と女性を差別し、セクハラ加害者を擁護する発言をくり返しています。男尊女卑や、個人が国家に従うべきだという時代遅れの思想が、ジェンダー平等の社会(性差による差別のない社会)の実現を妨げる政治の壁をつくっています。個人の尊厳を守る政治への転換が必要です。

 「声を上げた人を絶対に孤立させず、ともにがんばる」「声を上げられない人の苦しみに寄り添おう」。共産党はこの信念から参院選でジェンダー平等の政策を打ち出しました。

 街頭宣伝に拍手を送っていた50代の男性は「『男らしさ』にしばられて、苦しい時に声を上げられない男性も生きやすくなる」と話していました。

 共産党は、戦前から男女同権など差別や分断をなくし、誰もが尊厳をもって自分らしく生きられる社会を目指してきた政党です。


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