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2019年7月1日(月)

若い力で政治変える

青年学生の会・東京ネット

共産党躍進へ 政策アピール

 高すぎる学費を下げ、学ぶ希望がかなう日本へ―。日本共産党を応援する青年学生の会・東京ネットワークは30日、中野駅北口で学費値下げ、奨学金拡充をはじめ党の政策をアピールするリレースピーチを行いました。学生や社会人の若者16人がそれぞれの思いをマイクで訴えました。


志位委員長 吉良議員が参加

写真

(写真)通行人の青年と対話しながら日本共産党をアピールする青年・学生後援会員=30日、東京都中野区

 国会で高学費やブラック企業の問題を追及してきた吉良よし子参院議員(東京選挙区)の政策パンフレットを配りながら、消費税10%増税の賛否や共産党のどの政策に共感するか尋ねるシールアンケートで対話しました。

 宣伝の冒頭に駆けつけた吉良議員は、労働法違反を繰り返すブラック企業名を公表させた実績をあげ、「みなさんの声で国を動かすことができた。声を届け、政治を動かし、社会を変える日本共産党の議席を増やしてほしい」と呼びかけました。

 志位和夫委員長が飛び入りで宣伝に参加し、安倍政権の「無償化」法を「看板に偽りあり」と批判。大企業の優遇税制や富裕層優遇の証券税制を改めるなど7・5兆円の財源の一部を使えば授業料半減や給付型奨学金などが実現するとのべ、「暮らしに希望の持てる社会をご一緒につくろう」と語りかけました。

 中野区の販売員の女性(43)は「消費税が10%になればお客さんが買いづらくなり、自分も給料が上がってないのにふざけるな!と思う。最賃1500円にも共感」とシールを貼りました。千葉県市川市の女性(65)は「日本の高い学費や企業の長時間労働は先進国のレベルじゃない。改憲にも反対。選挙で自民党を少数にしなければ」と共産党にエールを送りました。

学費半額は実現できる

消費税頼らないは希望

 リレースピーチでは、「HOPE(希望)」の横断幕をバックに、若者たちが自分の言葉で共産党を応援する理由を語りました。

 練馬区の男性(26)は「『8時間働けば誰でも手取り20万円もらえる社会に』という公約に大賛成。私の周りにも手取り20万円以下の若者がたくさんいる。それで老後2000万円ためろというのは、詰んでいる(=望みがない)」と強調。賃上げのための中小企業支援について「今の中小企業支援は7億円、1社あたり200円にすぎないが、共産党は千倍の7千億円にしようとしている。めちゃくちゃ的を射る提案だと思う」とのべました。

 「何で共産党? と思われるかもしれない」と切り出した都内の大学2年生の女性(20)は「安倍首相は消費税10%に踏み切るなど、国民の声を聞いていない。消費税増税に頼らない共産党の政策は希望。統一地方選の当選者の半分以上が女性の、先進的な党でもある」と訴え。「私たちが行動せずに社会が勝手によくなることはない」と若者の政治参加を呼びかけました。

 雨のなか、傘を手にステージに立った足立区の男性は「今の政治は若者に冷たい。大企業のもうけは増え続けているのに、労働者の賃金は増えていないのは絶対におかしい。共産党の提案は青年にとっていいものになっている。党の議席が増えれば、本当に若者の生活は変わると思う」と話しました。

 時折雨が降るなか、通行人が次々に足を止めて若者のスピーチやプラスターに注目。政策パンフレットを受け取り、訴えを聞きながらその場で読み始める若者や、「いいこと言ってる」と話すカップルもいました。

 パンフレットを受け取った30代の男性は「選挙はとにかく自民党以外に投票したい。共産党とは一致しない部分もあるが、働き方問題について信頼している。だから伸びてほしい」と語りました。


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