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2019年6月29日(土)

米低空飛行訓練中止を

紙議員・はたやま予定候補 道防衛局に要請

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(写真)米軍機の低空飛行訓練中止を求める、はたやま(正面左端)、紙(その右)の両氏ら=28日、札幌市

 北海道西部の蘭越(らんこし)町、ニセコ町などで複数の米軍戦闘機が超低空で飛行し、不安と怒りが広がっている問題で、日本共産党の紙智子参院議員・比例予定候補、はたやま和也参院道選挙区予定候補・前衆院議員は28日、道防衛局を訪れ、米軍機の低空飛行中止を要請しました。柳谷要蘭越町議、高木直良ニセコ町議が同行しました。

 日米地位協定で世界でも異常な米軍機低空飛行など横暴が野放しにされる中、7日に3、4機の米軍機が飛来。「雷が落ちたような爆音」で、運動会の練習中だった蘭越小学校では、校庭上空を超低空で通過し約80人の児童が緊急避難したといいます。

 紙氏は「住民にまったく知らせない低空飛行は到底許せない。政府から強く抗議すべきだ」と強調しました。

 はたやま氏は「定められた高度基準内であっても住宅地や酪農地域での影響はあり、不安は拭えない。過去に被害が起きている。日本上空での米軍機の飛行訓練は中止すべきだ」と迫りました。

 「高台にある小学校は白い建物で、そこを標的に訓練したのではないか」と柳谷氏。「子どもたちや住民の恐怖は測りしれない」と厳しく指摘しました。

 防衛局側は「要請内容は本省に伝える」と答えました。


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