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2019年6月29日(土)

3分で紹介 共産党(18)

戦争法廃止し“爆買い”やめ軍縮

 秋田市と山口県荻市に陸上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」を配備する計画が、地元自治体や住民の反対の声の高まりで破綻に直面しています。防衛省が配備のために地元住民に示した調査データに誤りがあり、必要な津波対策も「不要」としていたことなどが明らかになったためです。

 「イージス・アショア」は総費用6000億円以上とされ、北朝鮮からハワイ、グアムなどに向かう弾道ミサイルを監視・迎撃する「米国防衛」のためのものです。

 憲法違反の安保法制=戦争法が施行され、アメリカが起こす戦争に自衛隊が参戦する危険が高まっています。

 安倍政権は「イージス・アショア」をはじめ、「いずも」型護衛艦にステルス戦闘機F35Bを搭載するための「空母化」など「専守防衛」の建前さえかなぐりすてる大軍拡を進めています。

 その規模は、5年間で27兆4700億円もの軍事費を投入するというものです。しかもこの大軍拡は、トランプ米大統領いいなりに米国製高額兵器を「爆買い」するものとなっています。

 安倍政権の大軍拡や米国製兵器の「爆買い」は、同政権が、歴代自民党政権のなかでも最悪の「アメリカいいなり」の政権であることを示しています。

 日本共産党は、戦争法にも軍拡にもきっぱり反対している政党です。共産党を伸ばして、戦争法廃止、大軍拡から軍縮へと政治の流れを変えましょう。


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