2019年6月28日(金)
3分で紹介 共産党(17)
沖縄新基地建設の中止へ共闘進める
太平洋戦争末期の1945年、20万人以上の尊い命が奪われた沖縄戦の犠牲者を悼む沖縄全戦没者追悼式が23日、開かれました。
玉城デニー知事は「平和宣言」で「県民は、絶え間なく続いている米軍基地に起因する事件・事故、騒音等の環境問題など過重な基地負担による生命の不安を強いられている」と述べ、基地問題の解決に力を尽くす決意を述べました。
沖縄県は、いまなお、日本の国土面積の約0・6%に、7割の米軍専用施設が集中し、米軍関係の事件・事故も頻発し、地域の発展や県民生活に暗い影を落としています。
そのうえ、安倍政権は、名護市辺野古の米軍新基地建設について、県知事選や県民投票などで明確に示された県民の「反対」の意思を踏みにじり、工事を強行しています。
主権者・国民の意思よりも、アメリカとの関係や利益を最優先する安倍政権の「アメリカいいなり」は、歴代政権のなかできわだっています。
目前の参院選に向けて、5野党・会派と市民が結んだ「共通政策」は、その一つに「沖縄の米軍新基地建設の中止」を掲げました。市民と野党の共闘を勝利させ、中止の展望を開きましょう。
日本共産党は、「アメリカいいなり」の政治のゆがみを正し、アメリカとも対等平等の本当の独立国・日本をつくることを大方針としている政党です。中止に向けた共闘をしっかり進めるために、ぜひ共産党を伸ばしてください。