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2019年6月28日(金)

’19参院選 訴えから

すやま初美 愛知選挙区予定候補

一人ひとりが尊厳を持って生きられる社会に

 私は、安倍政権を終わらせて、一人ひとりが大切な存在なんだと言える、そんな世界をつくっていきたいと思っています。

 私の弟は、てんかんという障害があり、障害者手帳を持ち、企業向けの給食センターで働いています。暑い夏には、腐ったカレーがいっぱい詰まったドラム缶を洗うので、夏だけは大好きなカレーが食べられなくなってしまいます。でも、僕が行かないと困る人がいるんだって、毎日会社に出かけていきます。

 私よりも先に就職が決まって、当時大学生だった私に、初めての給料でお年玉をくれました。その時の弟の誇らしい顔を私は生涯忘れません。

 どんな境遇に生まれても、一人ひとりが尊厳を持って生きられる社会をつくりたいと、活動を続けてきた私の力の源です。みなさん、「だれもが自分らしく暮らせる明日へ」―これは市民と野党間で今回合意された13の共通政策の名前です。「生産性」などという言葉で、人間の価値を選別する安倍政権を、野党と市民の共同の力で終わりにしようではありませんか。

 みなさん、日本共産党の議席は、この野党の共通政策を実現する推進力です。共通政策の中に「生活を底上げする社会保障」と書いてあります。蓄えがなければ暮らせない、貧しい年金を暮らせる年金に変えるために、共産党は堂々と言います。アベノミクスでさんざんもうけた巨大企業は、中小企業並みに税金を納めなさいと。

 財界中心の日本政治のゆがみをただす日本共産党が伸びてこそ、野党共闘は進化します。比例は共産党へ、そして改選数4の愛知選挙区で共産党が勝ち抜くことが、国会の中での立憲野党の過半数を握る、その決定打になります。

 日本共産党と私、すやま初美へ、みなさんのご支援、どうぞよろしくお願いします。

 (15日、名古屋市の党街頭演説で)


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