2019年6月28日(金)
政治を動かす議席
東京 吉良予定候補が街頭演説
日本共産党の吉良よし子参院議員・東京選挙区予定候補は27日、東京都渋谷区のJR恵比寿駅西口で街頭演説し、「いよいよ参院選。共産党と野党を伸ばして、安倍政権を倒し、希望あふれる政治を切り開こう」と呼びかけました。
吉良氏は「ブラックな働かせ方をなくせ」などの声を政治に届け、悪質な企業名の公表を安倍首相に直接迫り実現させた実績を強調。「政治を動かし社会を変えるのが共産党の私の議席。2期目も勝ち抜かせてほしい」と訴えました。
金融庁報告書が「年金では老後2000万円足りない」としたことにふれ、「安倍政権は不都合な報告書をなかったことにして、国会審議からも逃げ回っている」と批判。賃上げで8時間働けば暮らせる社会、消費税に頼らず学費の値下げと年金の底上げを進める共産党の提案を示して、「消費税増税をストップし、暮らしに希望が持てる社会をつくろう」と訴えました。
演説を聞いた自営業の男性(52)は「安倍政権はひどいと思うが、野党は国民のための政治を貫けるのか」と言いました。後援会員が「だからこそ共産党の躍進と吉良氏の当選が必要だ」と答えると「共産党の政策は筋が通っていて信用できる」と語り、吉良氏と握手しました。
年金生活の女性(73)は「年金の底上げをしてほしい。吉良さんが話したことは、その通りだと思う」と話していました。