2019年6月27日(木)
年金に怒り 9条守りたい
志位委員長ら訴えに共感
東京・緊急街頭演説
通常国会が閉会し来月4日公示・21日投票で参院選の実施が決まった26日、東京・新宿駅西口前で日本共産党の志位和夫委員長、吉良よし子参院議員・東京選挙区予定候補らが訴えた緊急街頭演説。梅雨の晴れ間の強い日差しのなか、集まった人たちは「消費税10%増税中止、減らない年金を」「戦争は絶対反対。9条を守ってほしい」と安倍政権への怒りと、参院選での日本共産党躍進への期待を語りました。
|
バスを降りて宣伝カーが目に入り、街頭演説を聞いた杉並区の女性(75)は「関心のあるのは憲法と年金。年金減らすなんて弱者いじめ、2000万円なんてとてもためられない。戦争は絶対よくない。共産党には憲法9条を守るために頑張ってほしい」と話しました。
ツイッターを見て、演説会を知ったと話す会社員の女性(48)=中野区=は「共産党の政策、全体的に共感しています」と話します。今回の選挙では、「年金も気になるけど、憲法9条変えてほしくない」と語ります。「自衛隊の人が、戦争に行かされるのはかわいそう」
「自分の問題」
世田谷区から来た女性(65)は、地元で日本共産党の演説や活動があるときは、いつも参加しているといいました。「私も65歳なので、年金問題はまさに自分の問題です。これから参院選がはじまるから、地元でも対話して広めていきたい」と語りました。
足立区から参加した女性(68)は、ツイッターを使って日本共産党の政策や演説、活動の様子を広めています。「アメリカ製兵器の爆買い問題に関しては、ビラをつくってこうした演説会や駅周辺で配っています。特に若い人に関心を持ってほしい。参院選での日本共産党の躍進に向けて、これからも活動をしていきたい」と意気込みました。
長野県軽井沢町在住で、たまたま東京に来ていた自営業の男性(73)は、野党共闘に期待。「選挙区は統一候補に、比例は共産党にと思っています」
「自民党には大敗してほしい」と話す男性(55)は「介護従事者が低賃金で働かないといけない仕組みをなんとかしてほしい」と訴えました。
募金を携えて参加した江戸川区の男性(77)は「希望と安心の社会を目指すという政策がいい。みんなが言ってもらいたいことを正面きって言っているのが日本共産党。選挙では自分ができることをしたい」と意気込みます。
弱い人の味方
「がんばってください」といって吉良よし子議員と握手した女性(40代)は「安倍政権はこの間、統計の改ざん問題など事実を曲げてそれをまかり通してきた。日本共産党は弱い人の味方。ぜひ選挙で伸びてもらいたい」と話しました。
JCPサポーターで自営業をしている横浜市の男性(52)は「日本共産党は選挙で統一候補者をあげるうえで一番協力的に行ってきたと感じている。日本共産党を応援するのが安倍政権に対する一番の抵抗になる」と期待を込めます。