2019年6月25日(火)
東京駅前フラワーデモ
被害者の声届く性犯罪刑法改正へ
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法務省に対して、性犯罪に関わる刑法改正を求める署名を提出した三つの団体が24日夜、東京駅前で緊急フラワーデモを呼びかけ「刑法改正を実現させるため、みんなで声をあげ続けよう」とアピールしました。
時おり雨が降った東京駅前。多くの人が、花柄のアクセサリーや手に花を持って集まりました。参加者が何人も飛び入りでスピーチし、自身の性被害体験などを告白。「被害を訴えても救われない、不条理な社会を変えていこう」と訴えました。
デモを呼びかけた団体からも発言。ヒューマンライツ・ナウの伊藤和子事務局長は、「被害者の声が届くような法改正を、必ず実現したい」。一般社団法人Springの山本潤代表理事は、「ここに集まったみなさんの思いを結実させるため、もっと行動していきたい」と語りました。
この春に大学を卒業し、「VOICE UP JAPAN」で理事をしている金子理さんは、この間続いた性犯罪の無罪判決などをきっかけに活動するようになったといいます。「被害者の多さに驚く一方で、支援する人が多いことに勇気づけられました。誰もが安心して生活できる社会になるよう頑張りたい」
日本共産党の吉良よし子参院議員が参加しました。