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2019年6月25日(火)

最賃を全国一律制に 時給1500円めざす

全労連が会見 参院選で争点に

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(写真)最低賃金について会見する野村氏(左から2人目)、中澤氏(左から3人目)ら=24日、厚労省内

 全労連の野村幸裕事務局長らは24日、厚生労働省内で会見し、人間らしく生活するには全国どこでも時給1500円以上が必要だという最低生計費調査の結果を報告し、最低賃金を全国一律制へ改め、ただちに1000円以上にして1500円をめざすことを求めました。

 今年発表した3府県の調査で、25歳独身男性が生活するには月150時間労働で時給換算したところ、山口市1612円、京都市1639円、鹿児島市1584円が必要だという試算結果になっています。

 野村氏は、「最賃が上がれば、若者が地元で働く動機になり、地域経済への効果も大きい」と指摘。中小企業支援策として、フランスの社会保険料減免などを例に賃上げへの直接支援、大企業との公正取引、公契約条例や有効需要創出を行うべきだと強調しました。

 黒澤幸一事務局次長は、最賃改定の審議への反映とともに、全国一律化の法改正をめざし、「参院選で大きな争点にしたい」と述べました。

 最低生計費調査を監修した中澤秀一静岡県立短大准教授は、「地方は住居費が安い代わりに、移動に必須の自動車維持費がかかるなど、どこでも月額で22万~24万円程度が必要になる。最賃の地域格差には根拠がない」と強調。「生計費にもとづいて審議してほしい」と述べました。


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