2019年6月21日(金)
’19参院選 訴えから
東京選挙区 吉良よし子参院議員
あらゆるハラスメントを許さない法律つくりたい
私は、誰もが自由で堂々と自分らしく生きていける社会をめざしていきたい。
どんなに足が痛くても女性だったらハイヒールを履くべきだ、男性ならばどんなときでも男らしくあるべきだ、結婚したら子どもは3人以上産むべきだ―ありとあらゆる場面で、さまざまな理由をつけて、あるべき姿を押し付けるいまの社会は、あまりに息苦しいと思いませんか。
こういう息苦しさを生み出しているあらゆる呪縛を社会から一掃していきたい。いま「#MeToo」「#WithYou」「フラワーデモ」、自分らしく生きていこうと声を上げている人たちがいます。このみなさんの行動に心から賛同します。
だから国会で、ハラスメント問題にも取り組んできました。女子高生の下着の色まで男性教師がチェックする、こんな理不尽な校則問題を追及しました。あらゆる職場で起きているハラスメントをなくす法律をつくろうと訴え続けてきました。
先日取り上げたのは、就活セクハラの問題です。被害者は女子学生だけではありません。男子学生も面接官から性的な質問をされたという話があります。ワンマン社長から愛人にならないかと言われた。OB訪問に行った時、家にしかない資料があると言われてついていったら性暴力の被害にあった。その被害の実態は本当に深刻です。
それなのに、就職活動中の学生に対するハラスメントを防ぐ法律がいまの日本にはありません。多くの学生は被害にあっても泣き寝入りしています。
就活生を救える法律が必要だと国会で訴えてきました。この質問が終わった後、野党だけでなく、自民党の議員からも「就活生を守る法律がないのは問題だね」と声をかけられました。これは新しい法律をつくるチャンスです。その芽が出てきています。
なんとしても2期目も国会に送り出していただいて、就活生も含めたあらゆるハラスメントを禁止する法律をつくりたい。どうか、その仕事をやらせてください。日本共産党を比例で大きく伸ばしてください。
(15日、東京・中野と練馬での街頭演説で)