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2019年6月13日(木)

暮らせる年金 憲法守れ

国会前で112万超の署名提出

 通常国会が最終盤を迎えるもとで12日、衆院第2議員会館前で幅広い団体で取り組む定例国会行動が行われました。320人(主催者発表)が参加し、9条改憲反対をはじめ、さまざまな国民の要求が集まった署名を国会議員に手渡しました。


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(写真)「3000万人署名」を前に、国会報告をする日本共産党国会議員団(左側)=12日、衆院第2議員会館前

 この日の行動は、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会の3団体に加えて、憲法共同センターが協力して行いました。安倍政権による9条改憲に反対する「3000万人署名」が92万7007人分、全体で112万5818人分の署名が積み上げられました。

 行動では、9条改憲反対の決意とともに、老後の生活にかかわって金融庁が出した報告書への怒りの声が相次ぎました。プラカードには、「暮らせる年金を」「2000万ためるより、自民党・公明党を落とすほうがずっと簡単です」などの言葉が並びました。

 主催者あいさつした、国民大運動実行委員会代表世話人の笠井貴美代さん(新日本婦人の会会長)は、暴走する安倍政権を一日も早く終わらせようと語り「市民と野党で結んだ共通政策は、希望ある対抗軸です。選挙で政治を変えましょう」と訴えました。

 決意表明した全日本年金者組合の増子啓三さんは、報告書の内容自体は事実であり、どのように解決するかが大事だと強調。「この問題はあらゆる世代、多くの人が注目しています。私たちの出番です。徹底追及します」と力を込めました。

 日本共産党から、衆参あわせて11人の国会議員が参加。国会報告した井上哲士参院議員は、年金や消費税増税など、国民に説明しなければいけないことが山積みなのに与党は審議拒否を続けていると批判。参院選で必ず勝利し、改憲阻止をはじめ「市民と野党の共闘で新しい政治をつくるため、ご一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。


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