2019年6月13日(木)
思いを国政に届ける
島根・隠岐諸島 中林統一予定候補が懇談
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参院鳥取・島根選挙区の野党統一候補、無所属の中林よし子予定候補は11、12の両日、島根県の離島、隠岐(おき)諸島の隠岐の島、海士(あま)、西ノ島の各町を訪問し、自治体、農業団体、福祉施設などとの懇談、街頭宣伝を行いました。
11日には、隠岐の島町を訪問。中林予定候補は「みなさんの思いを国政に届けたい」と語りました。池田高世偉(こうせい)町長が、島に戻って就職する人や新規雇用した企業への町独自の助成制度を紹介。間伐材を加工した木質ペレットを使った発電事業で「エコの島」を目指すと述べました。中林氏は「ぜひ日本のモデルにしたい。農林水産委員としての経験を生かし、後押ししたい」と語りました。
隠岐島後(どうご)森林組合の今岡昭参事は「島の9割を占める森林を生かし、若い人が安心して働ける条件を広げたい」と強調。国の助成を伐採機械の更新にも広げることなどを要望しました。
12日には、隠岐諸島を結ぶ内航船で海士、西ノ島の両町を訪ねました。
海士町では、大江和彦町長が、県立島前(どうぜん)高校に島外・県外から多くの高校生を迎えていることや、町が民間の福祉・介護施設の整備費を支援してきたことを紹介。中林氏は「国の政策を変えるために頑張りたい」と応えました。