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2019年6月12日(水)

性暴力許すな 運動広がる

フラワーデモ 10都道府県で開催

 痴漢、DV、レイプ―。黙ることでなかったことにされるのは、もう嫌だ、性暴力を許さず声をあげようと呼びかけられたフラワーデモが11日、全国10都道府県で開催されました。

 東京駅前の広場では、4月、5月に続く3回目の行動に500人以上の参加者が集まりました。呼びかけ人のひとり、杉田優奈さんは「私たちが行動したことで、抗議の声が可視化され、全国に運動が広まっています。希望を感じます」と話しました。

 色とりどりの花や「#MeToo」「性暴力を許さない」と書かれたプラカードを手に集まった参加者たちが次つぎとスピーチ。

 山本和奈さんは「レイプは犯罪です。なぜ無罪判決が続くのか。刑法の改正を求め、被害者支援の制度をつくっていきたい」と話しました。

 東京都世田谷区に住む男性(33)は、「男性こそ声をあげるべきです。誰もが平等に生きられる社会をつくりたい」と話しました。


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