2019年6月11日(火)
’19参院選 訴えから
町田・世田谷 田村智子副委員長
ジェンダー平等、個人の尊厳が大切にされる社会を
|
働く人や子どもたちを一人の人間として尊重する立場がいま失われてきてしまっています。一人ひとりの個性や多様な魅力がこの社会で発揮されれば、日本の社会はもっと豊かになるのではないか。もっとパワフルになるのではないか。
日本共産党は参院選に向けて「個人の尊厳とジェンダー平等のために―差別や分断をなくし、誰もが自分らしく生きられる社会へ」という政策提言を行いました。
この中で、パワハラやセクハラを禁止する法律をつくっていこうと明記しました。
いま、就職活動中の学生や、フリーランスで働いて取引先で弱い立場にある人が、パワハラやセクハラを受けても相談する場所さえありません。こういう人たちも含めて相談でき、問題が解決できるような法整備が必要だと打ち出しました。
また、心と体の性が違う人、男性が好きな男性、女性が好きな女性、これは個性です。その人がその人として生きていく道です。しかし、LGBT(性的少数者)に対する差別が根強い。からかいの対象とするような傾向が今でもあります。
LGBTへの差別を禁止する法律、同性婚を認める民法の改正、結婚してもこれまで自分が生きてきた姓をそのまま名乗ることも選択できる選択的夫婦別姓、こうした法律を含めて変えていこう、ジェンダー平等、個人の尊厳が大切にされる社会を政治の責任でつくっていこうというのがこの政策提言です。この政策提言を、日本共産党を大きく押し上げていただいて実現させてください。
その多くは野党で共同提案する法案にもなっています。安倍政権を倒して、野党が新しい政権をつくっていくならば、こういう一人ひとりを大切にする社会へ大きく政治を変えることはできるはずです。(9日、党の街頭演説で)