2019年6月8日(土)
中林予定候補は無所属
参院鳥取・島根選挙区 市田副委員長が表明
日本共産党の市田忠義副委員長は6日、党島根県委員会が松江市で開いた決起集会で、参院鳥取・島根選挙区で野党統一候補、共産党の中林よし子予定候補が、無所属の野党統一候補としてたたかうことを明らかにしました。
市田氏は、前回参院選で統一候補者だった「住民目線で政治を変える会・山陰」共同代表の福嶋浩彦さんらが「野党一本化」に努力してきたことを紹介。一本化の合意後も、有権者の過半数の支持を得て1人区で勝利するためどうするか、各野党や市民団体と議論を重ねてきたと経過を述べました。
こうしたなかで、中林さん自身の決断と鳥取、島根の両県の党が話し合い、「無所属候補で」との福嶋さんらの要望などを踏まえ、無所属の野党統一候補とするという結論に至ったと語りました。
「安倍政治を変えたいという広範な県民と各野党のみなさんの支持協力を得やすいという前向きの立場からの積極的な決断だ」と強調。「党として原則を貫きながら、いかに広い人々の結集をはかるか、県民の利益第一に勝ちにいくために必要なことはすべてやるという姿勢で臨む」と力を込めました。