2019年6月7日(金)
松本予定候補は無所属
参院徳島・高知選挙区 党高知県委が声明
日本共産党高知県委員会は5日、参院徳島・高知選挙区の野党統一候補になった同党の松本けんじ予定候補について、高知県内の野党と市民団体と協議した結果、無所属とする声明を発表しました。
声明はその理由として第一に、「何よりも、市民団体、他の野党のみなさんからの強い要請を受け」、他の野党や市民団体との真剣な議論を重ねた結果、無所属とすることが「市民と野党の共同をいっそう発展させるたしかな選択になる」と説明。第二に、「より幅広いたたかいで、必ず勝ちにいく決意」とし、「党公認でも広い支持を得ることはできると考えますが、それ以上に、幅広い市民のみなさんが参加し、ともにたたかっていただける選択をすべきだと考えました」と述べています。
そのうえで、「この決断は、安倍政権を退陣に追い込み、国民の暮らしと平和を守るという広範な市民の声に応えるものです。それは、統一戦線で政治を変える、主権者の多数の願いで政治を変えるという党の方針にもとづくものでもあります」とし、勝利に全力を尽くす決意を表明しています。