しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年5月29日(水)

沖縄知事、米駐日大使に書簡

普天間停止せず疑念

 沖縄県の玉城デニー知事は27日、米軍普天間基地の早期運用停止を求める書簡をウィリアム・ハガティ駐日米大使に送付したと発表しました。

 書簡は、同基地がある宜野湾市が「米シカゴと同規模の人口密度」だと指摘。「沖縄国際大学への墜落事故、普天間第二小学校等への部品落下などを繰り返している」と訴えています。

 県が再三、普天間基地の5年以内運用停止を要求してきたのに、米国は運用停止どころか外来機訓練を繰り返してきたと指摘。「運用停止に真に努力しているのか、貴国に大きな疑念がある」と批判しています。

 軟弱地盤問題など辺野古新基地建設の見通しのなさを強調し、「辺野古移設は、一日も早い普天間飛行場(基地)の危険性除去につながるものではない」と呼びかけました。

 デニー知事は、書簡をトランプ大統領に届けるよう要請しています。


pageup