2019年5月27日(月)
志位委員長ら訴えに反響
暮らし応援「説得力ある」
神戸
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「(日本共産党の『くらしに希望―三つの提案』は)説得力がある。みんなに伝わるといいのになあ」(若い女性)。日本共産党の志位和夫委員長を迎えた日本共産党の街頭演説が26日午後、神戸市元町の大丸前で行われ、「あっ、志位さんだ」と買い物客、観光客、高校生のグループが足を止めて聞き入る姿も見られました。志位委員長、山下よしき副委員長・参院議員(比例予定候補)、金田峰生参院兵庫選挙区予定候補のくらし、平和、民主主義をめぐる訴えの節々で、交差点周辺を埋めた聴衆から拍手が起き手を大きく振る人も。「性差別、性犯罪の根絶や『8時間働けば普通に暮らせる社会に』などの話も反応がいいですね」(メディア関係者)との感想も寄せられました。
「高い学費や、借金を抱えることになる奨学金に悩む学生の友人も多い。それと最低賃金は引き上げてほしい」と漫画家の女性(18)=兵庫県尼崎市=。「僕は親が積み立てて初年度納入金100万円を用意してくれたけど、高いですよね」と男子学生(19)=京都市=。「志位さんが話した提案は画期的だと思う。具体的で、計画的で財源の裏付けもある」「知ってもらえればみんな共感するんじゃないかなあ。どうしたら伝わるかなあ」と二人は語り合っていました。
「大企業の方が中小企業より税金が安いのはおかしい」と電気工事業を営む男性(62)=神戸市=。男性(58)=神戸市=も「大企業の減税を減らして、中小企業並みの税金にしたら消費税増税はいらないというのは、その通りだ」と感想。「これから老いていくので、年金で暮らせるようにしてもらいたい」
「日本をどう変えていくのか希望を示してくれた」というのは男性会社員(55)=宝塚市=。「8時間働けば普通に暮らせるように早くできたらいいと思う」「参院選では、憲法9条を変えるなということが一番です」
女性(65)=神戸市=は「“共産党はいいこと言うけどどうやってやるの”と思われがちだけど、志位さんは財源も具体的で、説得力があった。大学の学費を半分にして段階的に無償にという提案は実現可能だと感じた。孫たちのためにぜひやってほしい」と期待を寄せました。
「アメリカの兵器の爆買いって、ほんとひどい」「戦争のための兵器買うんだったら子どもの医療費を無料にしてほしい」「孫が男の子。戦争に行かせたくない。憲法9条は絶対変えてはだめ」と尼崎市からきた74歳、70歳、69歳の女性3人。「くらし応援の財源は、大もうけしている大企業や大金持ちにそれ相応の負担で。まったくそうよね」「得意のおしゃべりでもっと周りに語らないと」