2019年5月12日(日)
さあ参院選 選挙区予定候補駆ける
たつみコータローさん 現 大阪選挙区(改選数4)
国民目線、闇にも鋭く
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「権力者に私物化されている政治を国民の手に取り戻す」―。森友学園疑惑追及チームの責任者を務め、2017年3月以降、参院本会議や予算委員会などで計42回質問に立ち同疑惑を追及し論戦をリードしてきました。
一目置く存在
4月27日に開かれた、たつみ氏の著書『直及勝負』の出版記念会。森友問題やコンビニ問題など、たつみ氏自身が書き下ろしました。
「森友事件はまだ終わっていません。安倍政権が倒れれば、まだ出てきていない森友文書が出てきます。そのためには参院選で勝たなければなりません。大阪選挙区で私、たつみコータローを押し上げてください」と力を込めました。膨大な資料をすべて読み込むとともに、国立研究開発法人産業技術総合研究所に地質分析を依頼。深さ3メートル以下は天然の堆積層でゴミが出ないのは「常識」なことを立証するなど、大阪府豊中市の国有地がどのようにタダ同然で森友学園(大阪市)へ売却されたのか、鋭い論陣は与野党の議員が一目置く存在です。
不平等ただす
大阪選挙区で15年ぶりに議席を獲得してから6年、「格差と貧困」の解消へ、国会で累計200回の質問・討論を行いました。その中で、コンビニの闇にも鋭く切り込んでいます。昨年秋には、大阪府内約4000店舗に対するアンケート調査を行いました。
3月の経済産業委員会では、大手コンビニのフランチャイズ(FC)加盟店オーナーの過酷な長時間労働やコンビニ本部との不対等な関係によって経営者としても労働者としても守られていない実態を示し、「オーナーの営業と権利を守るためFC規制法制定が必要だ」と迫りました。コンビニ加盟店ユニオンの酒井孝典委員長は「たつみさんはコンビニ問題が世間で十分認識されていないときから、現場に足を運んで話を聞き、真剣に取り組んで国会で追及してくれました。国民目線、市民目線で活動する議員は他にいるでしょうか。本当に大切な議員です。この活動を続けてほしい」と期待を寄せます。
辰巳孝太郎 1976年大阪市西淀川区生まれ。米エマーソン大学映画学科卒。参院議員1期、現在、参院国対副委員長、常任幹部会委員、森友疑惑追及チーム責任者。