しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年5月11日(土)

漁業守れの声 切実

根室管内 はたやま氏懇談

北海道

写真

(写真)木野本氏(左)と懇談するはたやま氏(右端)ら=10日、北海道羅臼町

 日本共産党のはたやま和也前衆院議員・参院北海道選挙区予定候補は10日までの3日間、道東の根室管内で漁業者や自治体関係者らと懇談しました。

 9日、100トン超の「はえなわ」漁船でつくる「北海道中型底刺網はえなわ協会」(根室市)の荒俣友輔会長を訪問。日ロ双方の200カイリ内での漁獲割り当てについて要望を聞きました。

 ロシア200カイリ内のサケ・マス流し網漁禁止(2016年)で荒俣会長は「中型船や小型サンマ船(30トン未満)も大変だが、水産加工業者、トラック運送業者の経営破綻と地域経済全体に及んでいる」と告白。「流し網漁に代わる漁法で5~7月のサケ・マス漁ができれば持ち直す」と話し、はたやま氏は「漁船乗組員の通年雇用を含め冬のマダラ、春~夏のサケ・マス、夏~秋のサンマのサイクルが維持できるよう後押ししていきます」と答えました。

 根室市から花咲ガニの稚ガニ放流事業やベニザケの海面養殖試験の説明を受けました。

 10日は、羅臼町の羅臼漁協の木野本伸之専務と懇談。サケ・マスの回帰率が大幅に落ち込み、「国際的な枠組みでの研究が必要」と木野本氏。はたやま氏は「研究分野の予算確保へ紙智子参院議員と連携していきます」と応じました。鈴木一彦、橋本竜一両根室市議、坂本志郎羅臼町議が同行しました。


pageup