2019年5月10日(金)
さあ参院選 選挙区予定候補駆ける
吉良よし子さん 現 東京選挙区
誰もがキラリ輝く社会
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「誰もがキラリ輝く社会へ」―東京選挙区で日本共産党の議席を引き続き勝ち取るため、都内全域を駆け回っています。
6年前、異常な働き方をさせる「ブラック企業ゼロ」を公約に掲げて当選。以来、ブラック企業の問題を繰り返し取り上げ、働く人を守るルールの確立のために奮闘してきました。安倍首相に直接迫り、違法を繰り返すブラック企業名を公表させるなど画期的な成果を上げています。
学費軽減迫る
この間の国会では、若者に高額な借金を負わせる奨学金制度の改善、高すぎる学費の抜本的な値下げを求めてきました。3月6日の参院予算委員会では、奨学金返済が若い世代の負担になっている問題を取り上げました。2017年度の奨学金返済滞納による自己破産の件数が2447件に達する実態を示し、返還猶予期限の延長など、救済策の改善を提案しましたが、政府は拒否。「こんな血も涙もないことをやっていいのか」と安倍首相に迫りました。
「高等教育無償化」を掲げる大学等修学支援法案をめぐり、4月23日の参院文教科学委員会では、無償化の対象が限定的なうえ、逆進性のある消費税が財源とされているなど問題点を指摘。論戦の中で、無償化どころか消費税増税に伴う学費値上げまで容認している安倍政権の冷たい姿勢を浮き彫りにし、消費税に頼らない無償化のプランを示しました。
宣伝に注目も
奨学金や学費について実態調査に取り組む大学生(20)は「奨学金返済に不安を抱えながら、生活苦で学習時間を削ってアルバイトをしている学生が多くいます。吉良さんは僕たち学生の思いを国会に届けてくれる大切な議員です」と期待します。
パブリックビューイング(大型スクリーン)を使った週1回の定時定点の宣伝も注目を集めています。足を止めて真剣に聞き入る人、政策を質問する人など多くの市民と対話を重ねています。
若者や働く人の思いを胸にたたかう選挙戦。「学費引き下げ、奨学金の返済救済はまったなし。誰もが安心して働けるためにも時給1500円以上の実現も訴えていきたい」
きら・佳子 1982年高知県生まれ。2013年に東京選挙区で初当選。総務委員会を経て、現在、文教科学委員、憲法審査委員、決算委員。