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2019年5月8日(水)

辺野古新基地 自作自演

推進チーム出向で埋め立て強行

国交省→防衛省22人

写真

(写真)辺野古新基地建設に関わる野党合同ヒアリング=7日、国会内

 防衛省は7日に国会内で行われた野党合同ヒアリングで、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に関し、2015年の「普天間飛行場代替施設建設事業推進チーム」設置以降、国土交通省から延べ22人が同省に出向していると明らかにしました。

 両省が一体となって行政不服審査制度を乱用し、自作自演で沖縄県の埋め立て承認撤回の効力を停止したことが改めて浮き彫りになりました。

 防衛省によれば、現在の国交省からの出向者は12名で、うち沖縄防衛局には6名が出向。役職は「次長1名、調達部次長が1名、課長級以下が4名」と明らかにしました。

 出向の事実は、昨年11月16日の衆院安全保障委員会で、日本共産党の赤嶺政賢議員の追及を受けた岩屋毅防衛相が認めていました。


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