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2019年5月8日(水)

沖縄の民意 参院選でも

タカラ氏・「オール沖縄」の会見 発言要旨

 那覇市内で7日に行われた沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」の記者会見での、タカラ鉄美氏、糸数慶子参院議員、玉城デニー知事の発言の要旨は次の通りです。


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(写真)タカラ鉄美さん

オール沖縄 参院選挙区予定候補 タカラ鉄美さん

 沖縄県民の意思は辺野古(新基地建設)阻止だとはっきりしています。何度でも何度でも民意を示していきたい。参院選でも辺野古は大きな問題です。

 新基地建設の問題と普天間基地の閉鎖・撤去の問題は一つのセットです。数年前には米軍機オスプレイの墜落がありました。沖縄の空はまだ危険です。オスプレイ配備撤回も含める「建白書」の実現を目指す立場です。

 沖縄をさらに軍事要塞(ようさい)化する憲法9条改憲に反対します。憲法と辺野古はつながっています。新基地建設や米軍の多くの事件・事故で、平和的生存権と沖縄の自己決定権や地方自治が侵害されています。翁長雄志前知事の遺志を引き継ぐデニー知事を国政の場から支えていく決意です。

何としても国会に送る

参院議員 糸数慶子さん

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(写真)糸数慶子さん

 このたびの参院選において、タカラ鉄美さんを応援していきますと述べてまいりました。この場で改めてその決意を固めています。

 タカラさんはいつも笑顔を絶やさず、沖縄のあらゆる問題に怒りを持って抗議し、「オール沖縄会議」の共同代表として、辺野古新基地建設に心から反対の気持ちを持ち、安倍自公政権の憲法改悪にも反対しています。

 何としてもタカラさんを国会へ送って、改めて新基地建設ノーを日本政府に突き付けていきましょう。

 私がこれまで県民の皆さんと一緒に勝ち取ってきた平和の一議席こそ、タカラさんにバトンタッチするべきものだと申し上げたい。

 国政野党が打倒安倍政権のために、何をなすべきかでまとまれば、必ず勝利があると信じています。そのモデルになるのが、この沖縄です。

「尊厳の一議席」を必ず

知事 玉城デニーさん

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(写真)玉城デニーさん

 民主主義、憲法、さまざまな思いが込められた平和の一議席、あえてこれを尊厳の一議席と呼びたいくらい、非常に重たい県民の思いが込められています。尊厳の議席をこれからもしっかりと守り、勝ち取りましょう。

 揺らごうとしている憲法の問題、民主主義のあり方などに対して、卓越した見識でタカラさんが堂々と国会で、多くの国民の皆さんにウチナーンチュ(沖縄県民)の思いを語るなどの行動に大きく期待します。

 平和と経済、この大きな二つの目標に向かって一丸となってしっかり取り組んでいきたい。それを後押ししていただけるタカラさんへの、さらなる多くのご支援を賜りたい。


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