2019年4月30日(火)
さあ参院選 比例予定候補駆ける
梅村さえこさん 新 【活動地域】北関東
10%増税中止 決着の時
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統一地方選開票翌日の22日、栃木県で当選・躍進した議員と街頭に立ちました。
日本共産党は前半戦の県議選で野村せつ子県議が再選。後半戦の宇都宮市では、20年ぶりの3議席で交渉会派を実現、足利市では40年ぶりの2議席で議案提出権を得ました。全員女性議員です。
男女平等訴え
「共産党は戦前から男女平等と女性の参政権を訴えてきました。『政治分野における男女共同参画推進法』成立後、初の全国的選挙で宇都宮と足利では100%女性です」と紹介。困った人の立場に立ち、生活の細やかな声を政治に生かす議員が増えることが、政治の質を変え、女性も男性も生きやすい社会をつくることにつながると呼びかけました。
梅村氏自身、衆院議員時代には子どもの医療費無料化へのペナルティーを自治体に科す政府を追及し、それを撤回させました。試され済みの女性政治家です。
安倍政権への怒りがさらに広がっていることを実感しています。
埼玉県蕨市(わらび)の党員宅の集いでは、長年自民党支持の人が初参加。「肩身が狭いと思って来たけれど、全く同じ思いでびっくりした。安倍首相はおかしい」と打ち解けました。
地方選告示前、埼玉県鳩山町のスーパー前の街頭演説では、聴衆の男性が「安倍政権を倒すためなら安いもんだ」と1万円をカンパしました。
営業破壊実感
消費税導入から30年間、この問題の運動に尽力してきました。愛知県の実家は一昨年まで喫茶店を営み、コーヒーに軽食が付く「モーニング」が370円。消費税が営業破壊税であることを実感しています。
26日、埼玉県内の消費税勉強会で、衆院議員時代の麻生財務相との論戦を参加者に紹介しました。梅村氏が安倍自公政権によって消費税が5%から10%へと13兆円もの大増税内閣になることを追及すると、麻生氏は「2回上げたら退陣は間違いないだろう」と答弁したのです。
「だったら増税前に退陣してもらいましょう。延期ではなく断念へ、再び国会へ駆け上がる決意です」
うめむら・さえこ 1964年生まれ。立命館大学卒。消費税をなくす全国の会事務局長など歴任。前衆院議員。