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2019年4月25日(木)

参院1人区「本気の共闘を」

小池書記局長、福山・平野両氏と討論

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(写真)発言する小池書記局長(左)と(右へ)平野、福山の各氏=24日、東京都千代田区

 日本共産党の小池晃書記局長は24日、東京都内で開かれた「直撃!ニッポン塾」(篠原文也塾長)のパネル討論会に出席し、立憲民主党の福山哲郎幹事長、国民民主党の平野博文幹事長と、大企業の役員など、各界からの参加者の前で、参院選での市民と野党の共闘などについて議論しました。

 冒頭発言で小池氏は、衆院沖縄3区補選で、自民党候補が米軍辺野古新基地建設推進を明確に掲げるもとで、屋良朝博氏が勝利したとして、「『とどめの審判』だ。日本政府は、米国政府に普天間基地撤去を求める立場に立つべきだ」と指摘。衆院大阪12区補選での宮本岳志氏の大健闘について、「今後の市民と野党の共闘の発展にとって貴重な財産をつくった」と語り、「自民党を二つの補選で敗北に追い込んだインパクトは大きい」と語りました。

 その上で小池氏は、参院選にむけて「自公と補完勢力を少数に追い込むことができるかどうかは、32ある1人区で野党が候補者を急いで一本化し、『本気の共闘』を実現できるかどうかにかかっている」と強調。立憲民主党の枝野幸男代表から、参院選にむけた党首会談がよびかけられたことに触れ、「1人区での野党統一候補の擁立を前にすすめたい」と表明しました。

 福山氏は、「参院選1人区では調整して一本化していきたい。衆院選小選挙区も一本化にむけて準備していきたいというのが立ち位置だ」と表明。平野氏は、「32の(1人区で)選挙区調整が大きなカギになってくる。違いを認め合いながらも、野党間で連携し、政策協議しながらたたかうことが急務の課題だ」と語りました。

 篠原氏から、安倍政権打倒後の対応について問われて、小池氏は「安倍政権を倒すためにも、野党のたたかう旗印となる共通政策を確認して、たたかっていくことがどうしても必要だ。政権構想についても前向きな合意をつくっていきたい」と述べました。


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