2019年4月23日(火)
参院選へ「本気の共闘」発展を
全国革新懇が代表世話人会
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全国革新懇は22日、都内で代表世話人会を開き、統一地方選と衆院補選の結果を受け、参院選での本気の「市民と野党の共闘」の発展のための取り組みについて意見交換しました。5月18日の全国革新懇総会に向け討議しました。日本共産党の志位和夫委員長が参加しました。
意見交換では、沖縄3区、大阪12区の二つの衆院補選について、沖縄で自民党候補がこの間の選挙で初めて「辺野古推進」を公然と掲げ敗北し、「自民党は言い訳できない、『新基地ノー』のとどめの審判が下された」と強調されました。大阪では議員辞職し無所属で立候補した宮本岳志候補を元議員も含め49人の国会議員が応援し、ボランティアは1000人を超えたことが報告され、参院選に向けた共闘の大きな財産にしたいと語られました。自民党の2敗北は安倍政権に深刻な打撃を与えたと述べられました。
選挙結果について「宮本氏は本当の野党共闘の姿を身をもって示した」「沖縄では昨年の知事選から5連勝。県民の圧倒的で決定的な民意だ」などの受け止めが出されました。
そのうえで参院選に向けて、「政策合意を前提とした相互推薦・相互支援という『本気の共闘』をつくり、各党が全力を挙げないと勝てないことがはっきりした。野党は1人区の候補者調整が急がれる」との意見が出されました。また、「対話宣伝では青年に苦しい生活実態と政治がつながっていない状況があった。市民と野党の共闘が青年の身近な願いを実現し、未来を切り開くと広げたい」「女性候補者数が注目された中で、女性が当たり前、自然に力のある候補者として出てくる選挙にしていきたい」などの意見が交わされました。