2019年4月23日(火)
共産党 1002議席獲得
区市町村議選 9県で全員当選
21日投票の統一地方選後半戦の区市町村議選で、22日開票の六つの東京特別区議選の開票が行われ、日本共産党の全議席が確定しました。後半戦に日本共産党は1167人が立候補し、区議選で103議席、一般市議選で615議席、町村議選で280議席の計998議席を獲得(2015年の前回比90議席減)しました。同時に行われた市町村議補選での4議席を含めると計1002議席です。
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前回比でみると、区議選で21議席、一般市議選で55議席、町村議選で14議席それぞれ後退。各選挙定数に占める議席占有率は、区議選で16・06%から13・12%へ、一般市議選で9・79%から9・15%へ、町村議選で6・86%から6・65%への後退となりました。
一方、東京の目黒、杉並、荒川、板橋の各区議選などで現有議席を増やし前回当選議席を確保。県都の市議選などで議席増も生まれました。
前回市議選で議席を2減らした秋田市では、4候補が全員当選し議席を倍加し回復。宇都宮市では全員当選で前回比1議席増の3議席、岐阜市では現有議席1増の3議席となりました。
7市町村で14人全員が当選した高知県をはじめ、岩手、秋田、福島、福井、滋賀、岡山、山口、愛媛の9県で党候補の全員当選を果たしました。
昨年7月の西日本豪雨災害で被災した広島県坂町で新人が当選、熊本地震で被害を受けた熊本県益城町で元職が返り咲くなど8市15町村で議席空白を新たに克服しました。一方、9市16町村で新たな議席空白となりました。
2017年総選挙の日本共産党の比例代表得票率と今回の選挙区で得た得票率を比べると、区議選では比例得票率10・2%から12・0%へ、一般市議選で7・8%から8・4%へ、町村議選で7・5%から8・3%へとそれぞれ伸ばし、今後の前進・躍進に向けた足がかりを築くものとなりました。