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2019年4月20日(土)

共産躍進で暮らしに希望を 大激戦勝ち抜かせて

東京 区議選 小池書記局長 4区6カ所で訴え

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(写真)声援に応える小池書記局長(左から4人目)と沢田区長候補(その右)、各区議候補=19日、東京都江戸川区

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(写真)候補者とともに「最後までの支援を」と訴える小池晃書記局長(中央)=19日、東京都荒川区

 統一地方選後半戦の投票まで2日となった19日、日本共産党の小池晃書記局長は、一票を争う大激戦となっている東京特別区議選で江東、江戸川、荒川、北区の6カ所を駆けめぐって候補者とともに「共産党の躍進で暮らしに希望を。大激戦を勝ち抜かせてください」と訴えました。

 政党与党内から消費税10%増税について「景気が落ちている。6月の日銀短観はよくみなければいけない」と動揺が出始め、日本共産党が一貫して増税中止を求めてきたと述べた小池氏は、1987年の統一地方選で日本共産党が躍進し当時中曽根内閣がたくらんだ売上税導入を中止に追い込んだ歴史を指摘。「6月の短観を待たずに今度の選挙で決着をつけようではありませんか。消費税増税に待ったをかける一票をどうか共産党にたくしてください」と訴えると、随所で「そうだ」の声援が飛びました。

■江東区

 江東区の森下交差点前では、定数44を争う区議選で現有7議席から1増の8議席をめざし、畠中ひろし候補(新)が訴え。小池氏は、国保料の10年連続値上げ、土壌汚染が残ったままの築地から豊洲への市場移転容認、危険な羽田新ルート計画容認といった庶民いじめの区政の中心にいたのが自民党と公明党だと批判。「冷たい区政と正面対決してきた日本共産党が7から8議席に増えれば、みんなの願いを届ける力が、ぐーんと大きくなります」と力を込めました。

■江戸川区

 江戸川区の船堀駅前では、沢田しゅんじ区長候補=共産党推薦=と、定数44の区議選をたたかう須田哲二、セバタ勇、小俣のり子、大橋みえ子、牧野けんじ=以上現=の5候補全員が並び訴え。小池氏は、自公中心の江戸川区政のもとで国保料のスピード値上げが計画され、区のため込んだ基金は23区中トップの2001億円にのぼると告発。前回3議席から5議席に躍進した党区議団が認可保育園を4年間に3600人分増設した実績を紹介し、「この実現力をひき続き」と力を込めました。

■荒川区

 荒川区(定数32)の都電町屋駅前では小島和男、小林行男、斉藤くに子、横山幸次=以上現=、北村あや子、相馬ゆうこ=以上新=の6候補全員が並び訴え。小池氏は、党区議団が2月議会で、所得の少ない家庭の子育て支援や18歳までの医療費無料化、地震対策など六つの条例を提案したことを紹介。自民党と公明党が全ての条例に反対したことを批判し、「建設的な提案をする日本共産党を伸ばしていただいて、区政を変える仕事をさせてください」と呼びかけました。

■北区

 北区(定数40)で日本共産党は、新旧交代を含め現有9議席の確保をめざし猛奮闘。田端駅前で本田正則候補(現)、滝野川3丁目都営住宅前で、せいの恵子候補(新)、十条駅前で野口まさと候補(現)が訴えました。

 小池氏は、北区では今後15年間子どもの人口が増えるのに、児童館や小学校の削減計画を進めるなど、住民不在の区政を自民、公明両党が中心となって支えてきたと告発。日本共産党区議団が毎年予算組み替えを提案し、四つの区立直営の認可保育園の定員増、低料金の特養ホーム増設を実現してきた実績を示し、「共産党区議団を9議席にして、区政をチェンジしましょう」と呼びかけました。


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