2019年4月14日(日)
会派結成し要求実現
山形・新庄 住民の苦難軽減
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山形県新庄市議選では、佐藤えつ子(61)=現=、庄司りか(53)=新=の両候補が1議席増をめざします。選挙戦は、定数18に20人が立候補する激戦です。
16年ぶりに2議席を獲得すれば、会派を結成することができ、議会の民主的運営を実現し、市民の暮らしを守れると訴えています。
8期目をめざす佐藤市議はこの4年間、議会で繰り返し高すぎる国保税の引き下げを求め、2018年度に1人当たり11万8千円から2万2千円(19・0%)の引き下げを実現しました。
「65歳になってからの介護保険料が高く、飛び上がった」という市民の声があり、「介護保険への国庫補助を25%から30%に増やすように国に求めるべきではないか」と議会で市民の声を代弁しました。
豪雪地帯の新庄市で、15世帯が私道のために市の除雪車が入らず、井戸を掘って融雪していたという声を聞き、市への申し入れについて区長と相談するなど、住民要求実現に真剣に取り組んでいます。
庄司候補は、小学生のときに父が他人の連帯保証人となって借金を背負い、学校にも行けない目に遭い、なぜこんな社会なのかと疑問をもちました。
その後、「住民の苦難軽減」が立党の精神の日本共産党に出会い、自分が活動の先頭に立とうと立候補を決意しました。
自らの人生体験を踏まえ、たいへんな暮らしをしている人への生活相談などで温かい援助を惜しまず、地域の要求実現に奔走しています。
両候補は市議選で、消費税増税の中止、国保税と介護保険料の引き下げ、18歳までの医療費無料化、学校給食無償化、高齢者タクシー券復活の実現などを掲げています。