2019年4月14日(日)
福祉の街 取り戻そう
大阪・吹田 8議席で単独第1党へ
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大阪府吹田市議選(定数36)で日本共産党は、竹村博之(60)、塩見みゆき(59)、柿原まき(47)、玉井みき子(46)、上垣優子(65)、山根たけと(46)=以上現=、村口くみ子(46)、ますだ洋平(41)=以上新=の8候補が、現有7議席から8議席へ、前回失った議席を回復し、議会単独第1党をめざします。45人前後が立候補する予定で、1票を争う多数激戦の様相です。
8年前に誕生した維新市政、4年前に誕生した現市政は市民サービスや福祉を削減。公立保育所を民営化や障害者施設への重度加算削減など市民の願いに背を向ける市政を進め、「福祉に手厚いと聞いて転居してきたが実感がない」などの声があがっています。
市議会では自民、公明、維新、保守系会派が多数を占め、市民運動を敵視し、議会で攻撃。維新提案の学童保育非常勤職員の給与の大幅引き下げが自公の賛成で可決されました。
党議員団は、市民の声を市政に届け、暮らし・福祉守れと全力。子ども医療費助成の中学校卒業までの所得制限の撤廃や、待機児解消へ保育所・小規模保育所の整備、学童保育の対象年齢の引き上げなど、市民と力を合わせて切実な願いを実現してきました。
市議選では「子育て・福祉の吹田を取りもどそう」と、▽高すぎる国保料の引き下げ▽介護保険料・利用料の減免▽全員で食べる温かい中学校給食―などを提案。府議選で石川多枝府議の再選を勝ち取った力をさらに大きくし、市長選で日本共産党が支持する元市長の阪口よしお氏の勝利と「8人の議員団で市民の声がもっと届く市政に」と訴えています。