2019年4月14日(日)
正恩氏「会談用意ある」
3回目 米の譲歩を条件に
朝鮮中央通信は13日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が12日に行われた最高人民会議(国会に相当)で施政演説を行い、米国側の譲歩を条件に3回目の首脳会談に応じる用意があると表明しました。
正恩氏は、「米国が正しい姿勢でわれわれと共有できる方法論を見いだす条件で3回目の首脳会談を行おうというなら、一度やってみる用意がある」と発言しました。
また、「トランプ米大統領との個人的関係は、両国関係のように敵対的ではなく、素晴らしい関係を維持している」と述べ、「今年末までは忍耐心を持って米国の勇断を待つ」と強調。完全な非核化実現までは制裁の緩和・解除はないという立場のトランプ政権に、期限を切って方針転換を促しました。