2019年4月13日(土)
落語家・宗教者・弁護士・政治家…
宮本氏に多彩な応援
寝屋川で演説会
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衆院大阪12区補選(21日投票)で、宮本たけし候補(無所属)の個人演説会が11日夜、寝屋川市で開催されました。演説会には、落語家、宗教者、弁護士、女性、若者、政治家と多彩な人びとが駆けつけ、会場が参加者であふれました。
浄土真宗の加藤順教僧侶は「安倍首相はやること全てが憲法違反。それに黙っている与党も憲法違反だ」と憤ります。加藤氏は、世の中のさまざまな問題を正面から受け止めて、私たちのためにたたかい抜けるのは、宮本さんだと激励しました。
森友問題に取り組んできた阪口徳雄弁護士は「宮本さんは国会での質問を聞いていても、ピカ一です。絶対この選挙で宮本さんが勝たなければならない」と訴えかけました。社民党大阪府連の酒井弘行副代表は「議員が自ら籍を抜けて、挑戦者になることの勇気に敬意を表したい」と語りました。
宮本候補は「何としても政治を変える市民と野党の本気の共闘をつくりあげ、安倍内閣に目にものを見せようじゃありませんか」と力強く訴えました。
9歳の娘を連れて参加した女性(40)=寝屋川市=は涙を流しながら「強い決意を感じた。共産党(国会議員)の宮本さんがいなくなるのは、内心さびしい。必ず勝利してほしい」と話しました。
宮本候補激励・連帯
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いい心が顔に出ている
浄土真宗僧侶 加藤順教さん
念仏者の立場から見て、憲法は仏さまの願いです。しかし、安倍首相は言うことやること全部憲法違反です。黙って見ている与党も憲法違反です。
私は沖縄の辺野古に4度座り込みに行きました。おかしい光景です。工事に反対するのが日本人なら、工事を邪魔するなって守る機動隊も日本人。日本が工事にお金を出すが最終的に基地を使うのは米国。こんなバカなことがあるか。この問題を正面から受けて働いてくれるのは宮本たけしさんだと思います。
先日事務所で宮本さんにお会いして、宮本さんは顔がいいなと思いました。人間は「思い内にあれば色外に現れる」といいます。宮本さんが心に持っているものが本当にいいものだから、顔に出てきているのです。
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これがまさに民主主義
社民党大阪府連副代表 酒井弘行さん
私も議員ですが、議員が自ら籍を抜けて挑戦者になることは非常に勇気がいります。まず、そのことに敬意を表したいです。この衆院12区大阪補選と沖縄3区は、極めて重要な選挙です。夏に行われる参院選挙の試金石の要素が多分にあります。
安倍政権の横暴は、絶対的な民主主義である沖縄の県民投票の結果を完全に否定しているもので、独裁以外の何物でもありません。野党共闘をすると「野合」などと言います。政党の主義主張が違って当然です。その政党が集まり「安倍政権のここが絶対だめだ」と一枚岩になるのですから、これがまさに民主主義ではないでしょうか。
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森友問題の追及ピカ一
弁護士 阪口徳雄さん
私は弁護士を50年近くやっていますが、国会議員の応援演説は、初めてです。野党統一候補であるからこそ応援演説ができます。
私は森友問題をずっと追及してきました。その中で宮本たけしさんを知りました。宮本さんの本質をズバリ追及する国会質疑はピカ一です。
森友問題では、安倍政権を守るために財務省が虚偽答弁、文書改ざんを悪いと思わないで平然とやっている。安倍政権を守るためにやっている末期現象です。
これを変えようと思ったら参院選で野党統一候補を全部出して、与党をひっくり返すことです。この選挙で、野党統一候補で出た宮本さんが絶対に勝って突破口を開いてほしいと思います。