しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年4月13日(土)

区市長・区市議選 あす告示

暮らし優先 共産全力

 統一地方選挙後半戦として、東京特別区長・区議、政令市以外の市長・市議の各選挙が14日、告示されます。16日告示の町村長・町村議選とあわせて21日に投開票(一部特別区は22日開票)が行われます。


 日本共産党は、20の東京特別区と530以上の市町村に1160人を超える候補者を擁立。善戦・健闘した前半戦の教訓を生かして、宣伝・組織活動で飛躍をかちとり、現有議席を必ず確保し、新たな議席獲得で全員当選をめざします。区市町村長選では、多くのところで推薦・支持・支援などで候補者を立ててたたかいます。

 各党が、夏の参院選挙の前哨戦と位置づけ、国政選挙並みに総力をあげる統一地方選挙。後半戦も「自民・公明対共産党」の対決構図は鮮明です。共産党は、消費税10%への増税や国民健康保険料(税)の大幅値上げ、9条改憲を狙う安倍政権と自公に厳しい審判を下すとともに、「住民福祉の増進」という自治体本来の姿をとりもどさせ、暮らし・福祉最優先の地方政治をつくろうと訴えます。

5人全員勝利必ず 北海道苫小牧市議選

 カジノ反対、安倍自公政権を追い詰める日本共産党の5議席を必ず―。北海道苫小牧市では、道議選でカジノ推進の自民・公明候補を追い詰めた松橋千春候補の健闘を力に、市議選(定数28)で、とみおか隆(65)、小野寺ゆきえ(52)、くどう良一(64)、原けいじ(50)=以上現=と森本けんた(26)=新=の5予定候補が現有5議席確保へ全力を挙げています。

 知事選は、市民と野党の統一候補の石川知裕氏を全面支援してたたかいました。自民・公明が担いだ鈴木直道氏は、カジノや原発再稼働、JR路線廃止問題で態度をあいまいにしたまま、争点そらしに終始しました。

 党5市議予定候補は、松橋氏とともに、地域で大量宣伝や対話・支持拡大の先頭に立ち、後半戦前に露呈した「被災地より自民党議員」と東日本大震災や北海道地震の被災者をないがしろにする安倍自公政権を厳しく告発。“苫小牧を賭博場にするな”とのカジノに反対する市民多数の願いをエネルギーに変え、要求実現へ最後まで全力を挙げますと訴えています。

 市民の「応援が足りなかった」という新たな期待が広がっています。81歳の女性は「これからも市民のために一生懸命頑張って。市議選は全員当選して」。別の女性(60)は「カジノはいらないと公約に掲げていたのは共産党だけでしょ。負けないでたたかい続けて」と語りました。


pageup