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2019年4月9日(火)

1人区勝利 全国紙注目

和歌山県御坊市区 楠本文郎氏

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(写真)万歳する楠本氏=7日、和歌山県御坊市

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(写真)楠本氏当選を報じる8日付マスコミ各紙

 和歌山県議選御坊(ごぼう)市区(定数1)で日本共産党の楠本文郎氏(64)=新=が、自民党現職を破り初当選しました。全国紙主要4紙も地方版トップはすべて楠本氏当選を報じました。

 御坊市は自民党の二階俊博幹事長が県議を務めた二階氏の地元中の地元で、楠本氏に敗れた自民党現職も二階氏の元秘書です。選挙戦は、仁坂吉伸知事が「1人区の議員が共産党では困る」と敵意をむき出しにし、最終日に「二階事務所ですが」と電話が入るなど熾烈(しれつ)を極めました。

 8日付各紙は「『お膝元で負ければ二階王国崩壊の危機だ』との声が支持者にはある」(「毎日」)と自民党県連幹部の声を紹介。和歌山県議選で日本共産党が現有2議席から4議席に倍加する一方、自民党が28議席から25議席へと3議席失うなか「自民苦戦 共産は議席増」(「産経」)「県民のいらだち 自民苦戦」(「朝日」)などの見出しが躍りました。


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