2019年4月9日(火)
共産党勝利で暮らしに希望を
いよいよ後半戦 小池書記局長訴え 東京・新宿
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いよいよ始まる統一地方選後半戦(14日告示、21日投票)での躍進に向け、日本共産党の小池晃書記局長は8日、東京都新宿区内で街頭演説し、同区議選で8議席から9議席に伸ばし、「共産党の勝利で暮らしに希望を。市民と野党の共闘で安倍政権を倒そう」と訴えました。
雨が降る中、高月まな、藤原たけき=以上新=、佐藤佳一、川村のりあき、あざみ民栄、近藤なつ子、沢田あゆみ、田中のりひで、雨宮たけひこ=以上現=の9予定候補が勝利に向けて熱い訴え。吉良よし子参院議員(東京選挙区予定候補)は「国保料引き下げ、子どもの命と健康を守る政治をつくる」と表明しました。
小池氏は、共産党が前半戦の道府県議選で99人、政令市議選で115人当選し、新たに16選挙区で議席を獲得したと報告。女性議員当選は県・政令市で52%となり引き続き第1党だと述べ、地方選後半戦での躍進と参院選での比例7予定候補、吉良氏の勝利を呼びかけました。
また、9日告示の衆院大阪12区補選で共産党の宮本たけし衆院議員が市民と野党の共闘の前進のために辞職し、無所属で立候補すると紹介しました。
小池氏は新宿区政について、吉住区長が国保税の大幅値上げを狙う安倍政権言いなりに一般会計から国保への繰り入れ停止の方針を打ち出し、昨年度は10億円カットし、5年後には国保税が1・3倍になると批判。共産党提案の国費1兆円の投入で、新宿の平均的な収入の4人家族で42万6千円から22万2千円へ下げられると指摘し、9議席の実現で「消費税増税も国保料値上げもストップし、大幅値下げさせよう」と呼びかけました。
また、区民のために使える財政調整基金を294億円もため込む一方、コミュニティーバス導入に反対するなど区民の暮らしを守る独自施策が弱いと厳しく批判。共産党区議団が認可保育園の定員を10年間で3514人から7358人へと増やし、毎年の予算議会で国保の均等割の第3子以降の無料化など予算修正案を提案してきたと紹介しました。
小池氏は「共産党を伸ばせば政治は必ず変わる。『サヨナラ安倍政治』の結果を一緒につくろう」と力を込め、割れんばかりの拍手と歓声が上がりました。