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2019年4月8日(月)

大阪ダブル選 維新が入れ替え当選

小西・柳本両氏は及ばず

 大阪ダブル選が7日投開票され、大阪維新の会代表の松井一郎前知事が市長に、同党の吉村洋文前市長が府知事に立場を入れ替えて当選しました。柳本顕市長候補と小西禎一知事候補は、維新政治と「都」構想(大阪市廃止)議論の終結を願う幅広い市民・府民の支援を受けて健闘したものの及びませんでした。

 維新の知事・市長による公職の任期途中での投げ出し・入れ替え出馬の表明という奇襲で始まった選挙戦に、柳本・小西の両氏が無所属で立候補。自民党・公明党府本部・連合大阪が推薦、立憲民主党府連が自主支援し、国民民主党府連が支持しました。日本共産党は「『都』構想ストップ、維新政治を終わらせる」との立場から自主的に支援しました。

 選挙戦で柳本氏は「都」構想に象徴される対立と分断の政治に終止符を打ち、「権力者による統治」ではなく「市民の代表による自治を」と呼びかけました。小西氏も維新政治を批判、学校給食無償化などを訴えました。

共産党府委員長 コメントを発表

 日本共産党大阪府委員会の柳利昭委員長は同日コメントを発表し、残念な結果となったが、「『都』構想ストップ」を掲げる反維新の共同の輪の中で、小西氏、柳本氏が立ち上がり、維新とは対比鮮明な政策を掲げたことは、「これからのたたかいにとって貴重な意義をもつ」と指摘。日本共産党は「『都』構想ストップ、カジノより暮らしの安心・希望」をかかげてたたかったが、「この公約実現にさらに力を入れる」と表明しました。


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