2019年4月2日(火)
一票を争う大激戦、支援の輪を広げに広げて
千葉市・柏市 志位委員長訴え
寺尾・加藤・中村・もりた各候補訴え
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7日の投票まで1週間を切った大激戦の統一地方選前半戦で日本共産党の躍進をめざし、志位和夫委員長は1日、千葉県議選、千葉市議選での必勝へ、同市花見川区・新検見川駅、柏市・柏駅の街頭2カ所で訴えました。
志位氏は、県民の四つの切実な願い―(1)消費税10%への増税をストップし、暮らしを守る(2)高すぎる国民健康保険料(税)を大幅値下げし、命を守る(3)県政に「福祉の心」を取り戻す(4)憲法9条改定を許さず、平和な日本を―の一票を共産党に託してほしいと力説。「一票を争う大激戦です。最後まで頑張りぬいたものが勝利できます。決めていただいた方は期日前投票に足をお運びください。どうかご支援の輪を広げに広げてください」と訴えると、駅前にぎっしり詰めかけた聴衆は盛大な拍手と歓声で応えました。
県議選千葉市花見川区(定数3)の寺尾さとし、柏市区(同5)の加藤英雄の両候補=ともに現=が決意表明。寺尾候補は「県民の暮らしと命がかかった議席を絶対に守る」、県議団長の加藤候補は「市民の暮らしを守るために頑張りぬく共産党の議席を必ず」と訴えました。
市議選花見川区(定数10)の中村きみえ、もりた真弓両候補=ともに現=が、市立海浜病院の存続・充実などの願い実現へ決意表明しました。
志位氏は、国内経済の落ち込み、世界経済のリスクを挙げ、「消費税10%の方針は八方ふさがりです。今からでも止められます」とズバリ。富裕層・大企業優遇税制や、安倍政権のトランプ米大統領言いなりの兵器爆買いをやめさせて財源を確保しようと呼びかけました。
国民の命が脅かされる事態となっている国保の問題では、全国知事会なども求める公費1兆円の投入による値下げを、党躍進でやろうと訴え。千葉県政でも、不要不急の巨大開発から福祉と暮らし最優先に変える具体的提案を示している共産党県議団を、現有5議席から議案提案権をもつ8議席へと躍進させてほしいと訴えました。
「共産党の躍進は、市民と野党の共闘を発展させ、安倍政治を倒す一番の力になります」と力を込めた志位氏は、統一地方選後半戦と同じ21日投票の衆院大阪12区補欠選挙に、日本共産党の宮本岳志衆院議員が無所属で出馬することを報告。沖縄3区での「オール沖縄」候補とともに、「市民と野党の共闘」の力で大阪12区でも勝利をめざし、続く参院選でも勝利し、「安倍政治サヨナラの結果を突き付けていきましょう」と呼びかけると、大きな拍手に包まれました。