2019年3月28日(木)
2019統一地方選
道府県議選・政令市議選あす告示
「自公対共産」軸に大激戦
統一地方選挙前半戦の41道府県議選と17政令市議選が29日、告示されます。期日前投票は30日から。先に告示された11道府県知事選・6政令市長選とともに4月7日に投開票されます。
両議員選は「自民・公明対日本共産党」の対決を軸に大激戦となっています。
国政でも地方政治でも、安倍政権と自公の悪政に真正面から対決する共産党は、現有議席を絶対に確保し、新たな議席増に挑戦。候補者を先頭に、▽消費税10%への増税中止▽高すぎる国民健康保険料(税)の大幅・連続値上げを許さず、値下げさせる▽福祉と暮らし最優先の地方政治をつくる―と攻勢的な宣伝に取り組み、市民のなかで共感を広げています。
一方、自民・公明両党は安倍政権の悪政が続く中、政策的に語るものがなく、組織戦に総力をあげています。
自民党は、候補者に「死に物狂い」でたたかうよう檄(げき)を飛ばす「幹事長通達」を印刷した大型ポスター(3000枚)を配布。町内会組織を使ったポスター張り出しや企業を動員した票固めなどを展開しています。
公明党は公明新聞に候補者を大写しにした演説写真を連日掲載、“最後の議席を共産党と争っている”とアピールしています。