2019年3月27日(水)
消費税10%の中止 国保料下げ
統一地方選 共産党政策 広がる共感
弾む対話 街頭でもネットでも
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統一地方選で、日本共産党は「安倍政権と自民・公明の悪政にノーの審判を下し、共産党の勝利・躍進でくらしに希望がもてる新しい政治の展望を切り開きましょう」と宣伝・対話に全力をあげています。「消費税10%中止。大企業・富裕層に応分の負担を」「国民健康保険料(税)の連続大幅値上げ計画をやめさせ、公費1兆円投入で大幅値下げを」―。共産党の訴えは、安倍政治への怒りや不安が広がるもと、市民のなかで関心を呼び、共感を広げています。
■給料少ないのに
20日夕、さいたま市の大宮駅前。とばめぐみ市議予定候補らが帰宅途中の市民に訴える「お帰りなさい宣伝」で、青年党員が消費税増税への賛否を問うシールアンケートに取り組み、対話しました。
アルバイトで生計を立てる男性(19)2人組は「反対」にシールを貼り、「給料が少ない中で、1割も消費税で取られるのはキツイ」。党員が共産党の躍進が増税中止の力になると伝えると、「選挙があることを知らなかった。応援します」と約束。
「(増税で)生活が苦しくなるのは嫌だけど、(国の)将来を考えると」と迷う男性(18)は、大企業・富裕層に負担を求める共産党の政策を聞くと「その通りだと思う。共産党も(投票の)選択肢に入れたい」と話しました。
「しんぶん赤旗」3~4月号外の「STOP!消費税10%特集」も評判です。号外を読んだ千葉県市原市の女性は共産党本部に「主婦なので、政治は少し遠い話だと思っていたけれど、とても生活に身近な問題だということがわかった」との感想を寄せました。
■訴えれば伸びる
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共産党の国保政策にも注目が集まっています。政策を知った山口県岩国市の男性は共産党本部に電話をかけてきました。「どちらかというと自民党に近い者だが、国保料は高すぎる。周りの人もひいひい言っている。切実な問題なので訴えれば票が伸びると思う」
共産党宣伝局が作成したインターネットで見ることができるアニメ動画「JCP web ANIME」の「国保料高すぎ」編。フリーランスの女性が30万円の国保料通知書に驚くところから始まり、高い国保料の原因や1兆円の公費投入で国保料は値下げできるという共産党の政策を知るというストーリーです。18日に公式ツイッターなどで公開すると、26日昼までにリツイートは計2800件を超え、4万回以上も再生されています。
書き込みも「高いよね。鬼だよね。非情だよね」「消費税などの多額の税金と国保で息の根を止められる」など怒りの声。共産党の政策について「素晴らしい提案。全国知事会も要請している。現実的なプラン」と共感するものや「政策本位で選ぶなら共産党が全政党の中でピカイチ」「どう考えても、共産党という選択肢しか残らない」とのコメントも寄せられています。