2019年3月24日(日)
上関原発撤回「あきらめない」
山口 県民集会に1600人
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中国電力の上関原発建設計画(山口県上関町)を白紙撤回させ、東京電力福島第1原発事故を忘れず原発のない社会をめざそうと23日、第6回「上関原発を建てさせない山口県民大集会」(同県民連絡会主催)が山口市で開かれ、約1600人が参加しました。
内山新吾共同代表(弁護士)は同計画のための海面埋め立て免許の延長を許可した県を批判し、「破たんした原発政策をおし進める政府や議会は選挙で変えるしかない」とあいさつ。原康司事務局長は「国や県は、国民はいずれあきらめると高をくくっているが、私たちは決してあきらめない」と訴え、大きな拍手が湧きました。
福島県郡山市在住でフリージャーナリストの人見やよいさん、東電の記者会見を取材する芸人の、おしどりマコ・ケンさん、詩人のアーサー・ビナードさんがゲストトーク。人見さんは「何かあってからでは遅い。絶対に上関原発を建てさせてはいけない」と強調しました。
山口県周南市の30代の女性は「この集会に来ると、原発はいらないと一人ひとりが声を上げ続ける大切さを感じる」と話しました。
日本共産党の大平喜信前衆院議員、木佐木大助、かわい喜代の両県議が紹介されました。