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2019年3月18日(月)

逆立ち府政を告発 市田氏

京都市内 伏見区・左京区・山科区

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(写真)会場いっぱいの参加者で熱気につつまれた演説会=17日、京都市左京区

 日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員は17日、目前に迫る京都府議選・京都市議選、参院選での党躍進を勝ち取ろうと、大激戦の京都市伏見区、同左京区、同山科区の演説会を駆け回りました。倉林明子参院議員(京都選挙区予定候補)、府議選・市議選の各予定候補者が決意表明しました。

 市田氏は、消費税率10%への増税や改憲などの争点を訴え。府政について、中学校給食の実施率や河川整備率が全国最悪レベルの一方で、2兆1千億円かかる北陸新幹線の延伸などに税金投入する「逆立ち府政」を告発。京都市政が職員減らしを自慢し、府と同様に「住民福祉の機関」の役割を投げ捨ててきたことを批判しました。

 市田氏は、国民健康保険の「都道府県化」で「標準保険料率」を定め、これを各市町村に従わせることで国保料の連続・大幅値上げになる問題を指摘。公費1兆円の投入で、赤ちゃんにまで負担させる「均等割」をなくし、いまの保険料の6割にする大幅値下げを主張し、さらに京都府・京都市が負担すれば協会けんぽ(中小企業社員)並みの20万円の国保料になるとし「リニアや北陸新幹線の延伸にお金を使うくらいなら、国保料引き下げにこそ使え。これこそ自治体の仕事だ」と力説しました。

 福山和人弁護士、あかたちかこさん(思春期アドバイザー)らが各地で応援演説に立ちました。


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