2019年3月16日(土)
未来を守るためにぼくは動く
温暖化抗議 日本の若者も
東京・渋谷
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地球温暖化に抗議する世界の若者の行動に呼応し、学生らが15日、東京都渋谷区で抗議行動をしました。学生や子ども、外国人など150人が国際連合大学前に手作りのメッセージボードを持って集まり、「Climate justice!(気候の公平性を)」とコールして青山通りを歩きました。
行動を呼びかけた大学生の女性(21)はスピーチし、「日本で気候変動に対する関心の低さに危機感を覚えています。誰かが動くのを待つのではなく、私たち一人ひとりの行動を変えることが未来を守る」と強調。「去年の猛暑や(西日本)豪雨を忘れず、行動を起こすべきです。ごみを出さない、持続可能な電気を選ぶなどできることはある。私たちがやっても変わらないという考えは捨てるべきです」と訴えました。
大学生の女性と行動する学生の男子(20)は「ぼくは明るい未来を想像できない。世界の気温が上昇し、日本でも西日本豪雨や猛暑などの異常気象で多くの人の未来が奪われた」と指摘。「次は自分ではないかと思う。ぼくは大人と比べて知識も経験も少ないけど、未来は自分のものです。自分の未来、世界の人たちの未来を守るために思いを声、行動にします」と述べました。
環境問題に関心があり、人づてに聞いて参加した大学生は「アクションを起こして発信したい」と話しました。