2019年3月15日(金)
生放送!とことん共産党
統一地方選・参院選の躍進へ
安倍政治の矛盾点 国会論戦で鮮明に
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日本共産党のインターネット番組「生放送! とことん共産党」は13日、小池晃書記局長と司会の朝岡晶子さんが、参院予算委員会での党議員団の国会論戦を振り返り、統一地方選と続く参院選での党躍進について語り合いました。
沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設問題で沈下の可能性を防衛省に認めさせ、工事断念を求めた小池氏の質問(5日)。小池氏は「沖縄のたたかいが国民の心をゆさぶり、大きな影響を与えている。一緒に頑張らないといけない」と話し、朝岡さんは「日本全体の民主主義の問題として行動しなくては」と語りました。
不幸な人を生みだすだけだと浮き彫りにしたカジノ問題での辰巳孝太郎議員の質問(5日)。カジノ誘致を狙う大阪府が府内の高校で、ギャンブル依存症は「回復することは可能」と書かれたパンフレットを配布していることについて、小池氏は「維新政治はとんでもない」と批判しました。
奨学金の返済に苦しむ若者の実態をリアルに示した吉良よし子議員の質問(6日)について小池氏は、「若者から共感の声が寄せられた一方、教育を権利として保障する姿勢がない安倍首相の冷たさを明らかにした」と指摘しました。
東京電力福島第1原発事故の賠償問題を追及した岩渕友議員と、東電と国の無責任な姿勢を追及した武田良介議員のそれぞれ予算委員会初質問(8日)。小池氏は、福島の思いを訴える質問に野党議員から声援が飛び、岩渕さんが「後ろから背中をおされた」と話していたというエピソードも紹介しました。
東日本大震災発生から8年を迎えたことについて小池氏は、毎年訪れている岩手県陸前高田市で戸羽太市長が「復興が遅れていると言われるのが一番つらい。努力していないわけではなく、被害が一番深刻だったのだから」と語っていたことを紹介し、「一番深刻な被害を受けたところに基準を置いて支えることを施策の基本に据えることが、復興のために政治の責任として必要なことだ」と述べました。
統一地方選躍進に向け、共産党押し上げの新しいウェブアニメとウェブポスターもお披露目されました。
ゲスト出演を予定していた同志社大学大学院教授の浜矩子さんは、都合により欠席となりました。